Mavericks(MacOS X 10.9)でnvmを入れるのに引っかかった。

アイキャッチ

通常node.jsを入れるとnpmの管理になる所、バージョン別に取り扱うにあたって便利なnvmですが、環境を整えるために移動用のマックに入れようとしたら、色々手に余ってしまったのでメモしておきます。

nvmとは。

http://github.com/creationix/nvm

最近流行り(?)のサーバー言語ですが、言語自体の更新頻度が高く、毎回インストールし直すのはあまり気持ち良いものじゃありません。それを解決してくれるのがnvmです。"Node Version Manager"の略称で、バージョン別にnode.jsを管理出来るとても便利な機能です

まずはnvm入れる。

まずは入れなきゃ始まらない。という事でgitなりcurlで引っ張ってきます。

$ git clone git://github.com/creationix/nvm.git ~/.nvm

そしてソースを設定。

$ source ~/.nvm/nvm.sh

これで、nvmでnodeを扱えるようになったはず。nvm lsでインストールしてあるバージョンを列挙出来ます。

$ nvm ls                                                       

  v0.10.25  
  current:        v0.10.25

おっけ~。

次はnode.jsのインストールです。

$ nvm install v0.10.25

ひとまず最新版をインストール。そして、使用するnodeのバージョンを指定。

$ nvm use v0.10.25  
   Now using node v0.10.25

大丈夫のようですね。一応ちゃんと指定出来ているか調べます。

$ node --version  
   v0.10.25

問題ないようです。次はモジュール。とりあえずcoffeeでも入れておきます。その前にモジュールの指定。

$ export NODE_PATH=${NVM_PATH}_modules
$ npm install -g coffee-script

これで環境は整ったはずですが、exportやuseの環境設定は再起動すると初期化されてしまいます。ですのでprofileに設定しておく必要があります。だけども、何故かホームディレクトリに.bash_profileが見つからない…。なのでtouch .bash_profileで作成、そして以下のようなものを記述。

#.bash_profile  

   source ~/.nvm/nvm.sh  
   nvm use "v0.10.25"

これで初期設定として実行してくれるはず…。再起動してcoffeeを実行してみる。

$ coffee  
   bash: command not found: coffee

image

うまく設定してくれません…。てことで、全く根本の解決にはならないけど、zshに変える事にしました。

zshにする。

コンソールで変える方法も楽だけど、GUI側からでも簡単に変えられます。

image

% ps  
     PID TTY               TIME CMD  
     30279 ttys000    0:00.04 -zsh

これでzshが使えるようになりました。後はホームディレクトリに戻って.zshenvを探す。無ければtouch .zshenvで.zshenvを作成。上記の設定を書き込み、テスト。

% coffee  
   >

うまく動いてくれました。

根本の解決にはなってないけど...。

とりあえず動くようになりましたが解決にはなっていません…。bashシェルの位置変わってるのかな…(そんな事ないと思うけども…)ひとまず、zshのほうが利点多いので問題はまったくないんですが、妙にもやもやする所存です。